JASSO 奨学金 大学院学位取得型 面接では何を質問される?

奨学金

修士または博士の学位取得す学生に日本学生支援機構JASSOが給付する海外留学支援制度(大学院学位取得型)奨学金の面接について、お話しします。

JASSO 大学院学位取得型の奨学金を受け取るには、書類審査と面接の両方を突破する必要があります。今回は、実際に私が経験した2021年度のJASSOの面接について、聞かれた質問等をシェアしたいと思います。私自身も、過去の受けられた方が書いた体験談をネットで調べ、準備して面接に挑みました。こちらの記事だけでなく、他の方の体験談等も読み、できるだけ多くの質問に対する答えを準備しておきましょう。

スケジュール

  • 10月上旬〜中旬:書類提出
  • 12月下旬〜1月上旬:書類の結果通知
  • 1月下旬、2月上旬 面接
  • 3月上旬:面接の結果通知

2021年の場合まだコロナ禍だったため、オンラインで行われましたが、コロナ以前は東京の面接会場に行かなければならなかったみたいです。

JASSO大学院学位取得型奨学金 面接の概要

事前にJASSOから伝えられる情報としては下記の2点になります。

  • 留学先で使用する言語で自己紹介及び留学の動機を90秒以内
  • 11分間(私の場合は少しオーバーして12、3分でした)

準備

90秒の自己紹介

簡単な自己紹介、研究について、なぜその研究をしたいのかをまず書き出し、文章にしてから、90秒に収まる+簡潔でわかりやすいように削っていきました。

台本がまとまったら、私の場合留学先が英語圏でしたので、英語で何度も時間を測りながら練習しました。また、表現力等も大事かな(オンラインなので)と思ったので、動画を回しながらも何回か練習しました。

質問に対する回答

事前にされそうな質問の回答を箇条書きにして、全て考えておきました。

私の体験談

11分というとても短い時間ですが、想像外の突っ込まれた質問を聞かれました。90秒の自己紹介・研究紹介の後、その内容へ教授が疑問に思われたことをその都度聞くという感じです。そのため、学生一人ひとり質問は全然違うと思います。

実際に聞かれた質問

  • Eコマースとは何か?
  • なぜD2Cに興味があるのか?
  • 実際に日本でそれをすすめた場合、マージン(仲介業者)の仕事がなくなることになるが、その人たちはどうするのか?

背景をお話ししますと、私はEコマースに興味があり、海外で最先端の知識を得るために留学したいというのが動機でした。その中でもD2C(Direct to Customer:ブランドが直接Eコマースサイトを運用する)に興味はあり、日本でもっと多くのブランドが率先してD2Cサイトを運用することで、お客様の購買行動を把握できたり、多くの情報を得ることができるという理由でした。

実際に面接を受けてみて

数日前にZoom面接の流れ、事前のチェックについて、当日のリンクが記載されてる書類がメールで届きました。当日はその書類に沿って、面接を行いました。服装はシャツにジャケットを羽織り(リクルートスーツ)面接に挑みました。

集合時間は結構前に設定されていて、パソコンの前で面接時間まで自己紹介文や事前に考えていた質問の紙に目を通していました。

画面に3人の面接官が映ってからはすぐに自己紹介90秒がスタート。そして、終わったら話した内容について、質問が思い浮かんだ順に質問されるという感じでした。

他の人が聞かれた質問

私自身も面接を受ける前に、他の方の体験談を読んだので、その方達が聞かれた質問についても書いておきます。

  • 研究についての深掘り
  • なぜその分野なのか
  • 学んだことを日本ではどのように活かすのか
  • あなたの長期的な目標は何か
  • 自分自身のバックグラウンドについて(どうしたいことに結びついているのか)
  • なぜその研究をこの国で行いたいのか

全体的に聞かれた質問を見て思うのは、

→どんな研究をして、ちゃんとその研究内容の利点・欠点をわかっているか

その研究をどのように日本で活かすのか(JASSOの募集要項には留学後日本で活躍するのが条件です。ここは答えられるようにしたほうが良さそうです)

だと思います。

まとめ

最後に、自分の研究や大学院進学についてどんな答えでも答えられるように準備することももちろん大事ですが、自信を持って簡潔にわかりやすく(11分しかないので)に答えることが大事だと思います。

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