日本の大学を卒業後、就職し、働き始めるというのが、日本の学生のほとんどか選ぶ道です。そんな中、海外大学院に進学するのは、勇気と絶対に留学するんだという気持ちがいります。また、同時に本当に海外大学院留学という選択があっているのか、実現までの道のりなどたくさんの不安が出てきます。私自身も行きたい海外大学院の選定、出願(実際に受かるのか)、出願方法、大学生活、卒業後の進路などすべてが不安だらけでした。その不安を少しでも解消する方法や各不安ポイントが私の場合は実際にどうだったかなどご紹介していきます。留学前であったり、同じ不安を今持っている人に少しでも役立つ情報だと良いなと思います:)
海外大学院留学において不安なポイント
こちらでは私が実際に大学院進学を決断してから留学し、就職するまで不安だったポイントを上げていきます。他にも不安ポイントや紹介して欲しい内容がありましたら、是非コメント欄に追加してください!記入くださった不安ポイントはこの記事に追加し、解消方法や他にも同じ不安を持っている人にシェアできたらいいなと思います。
海外大学進学準備期間
①本当に大学院に行く選択肢が正解なのか不安。海外大学留学はしたいけど、行きたい大学、学びたい学問がわからない
②行きたい大学・学部は決まったけど、実際コースについてもっと知りたい、授業についていけるか不安
③出願方法、出願タイミング・ステップの不安
④出願した大学には受かるか不安
海外大学生活
⑤寮?アパート?住むところが見つかるのか不安
⑥友達ができるか不安
大学卒業後
⑦卒業後の進路が不安
海外大学進学準備期間
①本当に大学院に行く選択肢が正解なのか不安。海外大学留学はしたいけど、行きたい大学、学びたいことがわからない
海外大学に進学するべきなのか、この決断をすることはとても勇気のいることです。なんとなくいつか留学はしたいなと思うけど、何を勉強したいかが明確でなかったり。私は出願する海外の大学や学部を決めることは、自己理解に近いのではと思います。過去に少しでも自分が興味があったことを考えてみましょう!
- 今までの人生を振り返る:時間のあるときに、幼少期から何が好きだったか、何に少しでも興味を持ったのかを考えてみましょう。実は考えたことがなかったけど、やってみたいことが見つかるかも?
- とりあえず行きたい国を決めてみる:その国に住んで、やりたいことや憧れがモチベーションになります。
- 有名な大学にある学部を見てみる:海外の大学には日本の大学にはない学部やカリキュラムがたくさんあります。興味がある学部が出てくるかもしれません。私ははこの方法で行きたい学部を見つけました。他の大学の学部を見て、学部の存在を知り、調べるうちに同じような学部でもっと興味のある学部が出てきました!さらに詳しい海外大学の出願先の探し方と選び方はこちら。
いっぱいネットや留学フェアなので、情報をゲットして、海外大学院に進学したい理由・学びたいカリキュラムを見つけてみてください。
②行きたい大学・学部は決まったけど、実際コースについてもっと知りたい、授業についていけるか不安
大学のウェブサイトには限られた情報しか載っていません。どんなコース・カリキュラムかなどはわかっても、どういった授業なのか、詳しく知るには下記の方法があります。
- 留学フェアで質問をする:QSやBEOなどが主催するイベントなど、大学のリクルーターと話す機会があり、大学についての質問などができます。日本学生支援機構(JASSO)が運営する留学情報サイトのイベントページでも最新のイベント情報を確認できます!
- Linkedinで自分が行きたい学部に通っている学生にチャットして、質問する:実際に多くの留学生が在学生に質問をしています。私も在学中に何人もの学生からチャットが来ました。(行きたい大学名でアカウント検索→コネクトで友達申請する際に大学について質問がありますとチャット→チャットで聞きたいことを質問する)
行きたい大学や学部について詳しく知るということは大学に入りたいという熱意が伝わり、出願の志望理由書・モチベーションレターを書く際にも役に立ちます。大学に入ってから思っていたコースと違ったとならないように、コースについて知っておくことは大事です。
③出願方法、出願タイミング・ステップの不安
海外大学院に行くと決めたら、次は出願の時期や出願書類の準備です。出願する大学がこの時点で決まっている場合は、大学のウェブサイトから出願の受付スタート日を確認、大学がまだ決まっていない場合は行きたい国の大体のスケジュールを把握しましょう。国によって結構時期や、出願方法が違います。出願スケジュールについて詳しくはこちらの記事へ。出願のタイミングがわかれば、逆算して、準備をスタートできます!
④出願した大学には受かるか不安
海外大学院進学において一番の不安は、大学に受かるかだと思います。その不安は準備をすることで少し軽減していきましょう!
- 数校の大学に出願するための準備をする:私は6校の大学(ドリーム校2校・妥当校2校・安全校2校)に出願準備を行い、第1志望に思ったより早く受かったので、出願費用等も考え、結果2校だけに出願をしました。
- モチベーションレター(志望理由書)・CVなどの出願書類の添削をお願いする:大学の先生や留学エージェントの方に添削をしてもらいましょう。成績や英語力も重要ですが、モチベーションレターは合否を左右するので時間をかけて、できるだけ多くの人に見てもらうことが合格への一歩だと思います。第1志望に合格したMotivation Letterの書き方についても紹介しています!
海外大学生活
⑤寮?アパート?住むところが見つかるのか不安
大学に合格し、行けることが決まってからも不安やわからないことがたくさん。特に、住むところについては行く大学を決めた後、できるだけ早く探し始めましょう。国や都市によって、アパートや寮の見つかりやすさは違いますが、近年コロナも明け、多くの学生が留学をしているので、寮の抽選に外れてしまったり、いいアパートが見つからなかったりします。
⑥友達ができるか不安
ヨーロッパや英語圏の大学院に入学する場合、多くの留学生が一緒に入学します。もちろん大学にもよりますが、基本的に自分と同じ状況の友達を探している学生が多いため、友達を作りやすい環境です。積極的にコースの集まりに参加したり、大学によっては入学時にサークルの勧誘もあるので、(授業で出会った人とサークルの新歓に行くのもおすすめ!)いろいろなコミュニティに加入し、友達を作るチャンスを広げてみてください。
大学卒業後
⑦卒業後の進路が不安
大学院は1年か2年、博士に進まない限り、すぐに卒業が来てしまいます。私の場合、1年修士だったので、本当に一瞬でした💦この1年間は学業が忙しすぎるので、合間合間でLinkedinで募集中のポジションをチェックしつつ、本格的には卒論を書き終えた7月ごろから就活を始めました。人によって、どのような職種に就きたいか、どのような会社で働きたいか目標はそれぞれですが、基本的に海外大学を卒業すると下記のような応募方法があり、仕事が決まる人が多いです。(私がビジネス系の学部だったので、偏りがあるかもしれません。一つの例として、参考にしていただけたら嬉しいです。)
留学先で働く場合
- Graduate Program(ヨーロパのコンサルに多いイメージ):日本の新卒採用みたいな感じで、経験がなくてもポテンシャルで採用してもらえます。
- Linkedinで応募:自分の気になるポジションに応募。CVなどは大学のキャリアセンターで見てもらえる場合もあります。また、行きたい企業で働いている卒業生や同級生にLinkedinでチャットし、面接に推薦をしてもらうことも多いです。
日本で働く場合
- 新卒として就職活動をする:海外の大学卒業なので履歴書で人事の目を引くことができる可能性が高いです。また、海外留学中の経験を学チカとして語ることもできます。
- 転職エージェントを利用する:大学院を卒業する=1年の就業経験として換算し、雇ってもらえる可能性があります。企業の面接を受ける前にエージェントさんが自分の経歴や経験がないことを企業に説明してくれるので、お互いの認識が合った上で面接ができます。
まとめ
海外大学院進学・留学は準備から入学、大学生活などわからないことが多く、不安も多いですが、私はこの進路を選んだことを心からよかったと思っています。海外大学生活中に得られたことはこの不安を乗り越えた価値がありました!この記事がこれから海外大学院進学に向けて準備をしている方の不安を少しでも軽減できたらいいなと思っています:)
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